末期がんストーリーを一旦中断、ここまでの解説2編目。
今回は主に『実は末期がん③ 死神に堕ちた私』(文末にリンク)
の注略を元に解説。

本ケースの先輩、内縁の妻がいる。
内縁もLGBTパートナーも、法的立場は近い。

■※1:死亡保険の受取人、LGBT抜け道
死亡保険は一般に、2親等以内が受取人。
LGBTにとっての壁
某アヒルの保険会社は、昔からコッソリ抜け道を用意、
2親等以外でも受取可能なので、知識あるLGBT御用達。

2025年、金融庁も監督指針でこの点を触れ、
2親等以外が受け取れる生命保険会社は増えた。
この場合も3年同居など、各社ルールが有るのが通常。

■※2:保険金を税金で持っていかれるな
医療保険(入院、がん、介護など)は、患者本人が受取、税金不要が原則。
死亡保険は原則、税金が差し引かれ、受取人を設定する。

《受取人=相続権がある》
 受取人に、ほかの相続と合算し、相続税がかかる。
 但し、相続人1名につき500万円の非課税枠がある。
 例)妻、子1名の場合:500万円x2名=1000万円
  3000万円の死亡保険加入なら、
  1000万円は非課税、2000万円は相続税対象。

《受取人=LGBT・内縁》
 受取人に相続税が20%増しでかかる。
 生命保険以外(現金や不動産を贈与)で発生する贈与税より、
 一般的に安価になりやすい。

■※3:死亡保険は死んだ時だけ?
死亡保険=受取タイミングは死亡時のみ、ではない。

①リビング・ニーズ
多くの死亡保険には、リビング・ニーズ特約が無料付帯。
余命半年になると死亡保険全額または一部を受領できる。

死亡時と異なり、リビング・ニーズの場合、
非課税で患者本人が受取れる。

②途中解約で返戻金
死亡保険は稀に、途中解約(解約払戻金)の方が金額が増える場合がある。
受取人ではなく、契約者にお金を渡せるのもLGBT・内縁では重要
お金の渡し先を、この段階で変更できるのだ。

③個人年金
個人年金の年金受取前に死亡した場合、死亡保険になるのが一般的。
この場合、受取額は年金受給総額より減る場合が多い。
ならば解約払戻金(前述②)が有利な場合もある。

■次回
カオスになってきませんか?
ストレートの保険設計では『税金の計算』がせいぜい。
よほど優秀な保険営業マンなら『受取タイミング』も考慮。
LGBTの場合、『受取人が誰かがもっとも重要。
設計困難なのがわかりますよね。

面倒でもしっかり考えないと、
あなたの生き様の結晶=お金が、あなたの意図しない他人に流れる。

注略の元ブログは『実は末期がん③ 死神に堕ちた私』
https://fp-lgbt.com/2026/01/12/%e5%ae%9f%e3%81%af%e6%9c%ab%e6%9c%9f%e3%81%8c%e3%82%93%e2%91%a2%e3%80%80%e3%80%8e%e6%ad%bb%e7%a5%9e%e3%81%ab%e5%a0%95%e3%81%a1%e3%81%9f%e7%a7%81%e3%80%8f/


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