私、金融業界で永年、TOP営業マン。
保険業界の裏側も含め、かなり”理解”している。
プルデンシャル報道を分析するブログ・マスコミは多いが、
論点がずれている場合が多く見える。
■プルデンシャルの営業
「コンサルタント」と言う肩書を保険業界に持ち込み、
青いスーツ、光る革靴、高級ペン。
1回目は傾聴に徹し、2度目で提案。
その内容は3点。
・死亡が一番のリスク
・老後資金が重要
・高額療養費があるから医療保険は不要
驚くほど統一化。
初心者でも同じ結論に辿り着く。
■エリートの正体
「我々が業界の頂点」という徹底した社員教育。
保険業界では「洗脳」と揶揄する声も多い。
保険とは名ばかり、
貯金好きの日本人に、貯蓄商品を案内。
簡単な営業だ。
「唯一の正解」と刷り込める営業技術、
これは天下一品。
■ターゲット
高所得者がメインターゲットだが、
本当に知識があるお客様は、証券・銀行マンと付き合う。
彼らは高度な資格が求められ、正に金融のプロだ。
まだ証券までいけない、
高所得だが、金融リテラシーが低い層もいる。
営業マンも高度な知識・資格は不要、簡単に集められる。
そこを狙うプルデンシャル、ビジネスとしては面白い。
■マスコミの誤解=論点のすり替え
「業績連動型の過度な給与体系が原因」
つまり
強い成果主義が不正を誘発、と。
この表現ならば、個人の暴走に見えてくる。
組織・集団の関与は、自然と考えにくくなる。
マスコミやweb、だいたいこの論調にすり替わった。
■オカシクない?
生保、損保、証券、不動産、自動車営業、、、
強い成果主義の組織は、ほかにもある。
個人の犯罪も散見する、残念ながら。
しかし
社員約6,000人の会社で100人以上。
こんな大規模な犯罪集団、プルデンシャルだけだ。
金融庁の立ち入り検査も異例。
個人の暴走が偶然100人以上、同時期に重なったのか?
組織には問題ないのか?
プルデンシャルは「唯一の正解」を刷り込む天才。
今回の報道も、その匂いがするのは
私だけだろうか?
