この文章、専業主婦(夫)を否定するものではありません。
但し、気分の良い話ではないハズ。
その上で、ご覧ください。
50歳女性の古い友人から連絡。
彼女の人生、完璧だった。
ミスキャンパスなどを得る美人、
アメリカの大学卒、
外資系航空会社のCA、
日本の外科医と結婚
、、、ドラマの世界だ。
夫はアメリカ生活を拒否、
彼女は悩んだ末、日本での生活を選び、
専業主婦になった。
彼女は会社を辞める時、私に言った。
「専業主婦はイヤ。
キャリアが終わるのよ。
日本人の3大義務・納税すらできない。
人として最低限の義務もしない。
それって、
社会人、社会の人じゃなく、
家の人、奥様になるのよ」
「俺よりキツイ人がいた」
と私は笑った。
「言い過ぎでは?」
と答える私に
「男にはわからない」と言わんばかりの溜息。
5年後、彼女は専業主婦の会話をこう言った。
「ワイドショー、子供の教育、夫の仕事。
自分の話じゃなくて。
社会人ではなく家の人って、こういうことね、、、」
「自分の遊び代くらい自分で稼ぐ」
空き時間で通訳バイトを始めた。
年収は必ず130万以上、
社会保険料を払うために。
納税することで、
自分のアイデンティティを保とうとしていた。
さらに7年後、40代になった彼女は言った。
「まだ会話できてる、つもり。
そろそろ限界かなぁ」
働き続けてる女友達との会話に、
ズレを感じ始めた。
「社会に揉まれてないって、
こういうコトね」
ここに気付ける人は少ない。
40代(当時)で”会話ができる”人、
サラリーマンで3割、
経営者でも6割いれば良い。
彼女は、高いレベルで踏みとどまっていた。
さらに5年後、彼女は50代。
通訳の世界では、かなり高スキルだそうだ。
「所詮、主婦の隙間バイト。
目指していたキャリアには、もう戻れないのが現実」
でも彼女は続けた。
「目標ができた。
子供が自立したら、夫に仕事1~2年休ませる。
世界一周するの」
夫を海外好きにしたいらしい。
「老後は、マレーシアの島かな」
相変わらずスケールが大きい。
でも彼女にとっては可能だ。
医師なら、1年休んでも仕事はある。
彼女は海外通。
若い時に積み上げた人間だけが持てる特権だ。
最後に。
私は専業主婦をディすりたいのではない。
伝えたいのは、
期せずして陥りやすい、専業主婦の現実。
LGBTで、専業主婦(夫)への憧れ、
強い人は多いから。
取り返しがつかないこともある。
それでも、戻れなくても、
そこから再設計できる未来もある。
確かな設計図、準備さえすれば。
