砥鹿神社は三河の一宮、格式高いので里宮は広々。
奥宮は静かな山の上。車をクネクネ走らせ、駐車場から徒歩20分くらい。

この日は朝早くに参拝、帰ろうとすると、
駐車場までの一本道を白装束の老婆がスタスタ。
白装束?と思いつつ、立ち去ろうとする私に
「(拝殿に)入っちゃいましょう」と老婆。
私「えっ、いいんですか?」
「いいの、いいの」と老婆は勝手に拝殿の中へ入り、私を手招き。
疑問を感じつつも、拝殿に上がった。
正座する私の顔を、白装束の女性が覗き込む。
「あなたには、強い先祖の霊がついてる」
言い終えると彼女も正座、祝詞を唱え正式なお参り。
キョトンとしつつ、私も1m横に並んでお祈り。
「さっきお祈りしたし、、、」簡単に1,2分で終え、
目を開けると、、、誰もいない。
1m横に居た老婆、古い木造なのに木の軋む音もなく、いない。
ここは見通しが良い山の上、走って下山しても見える筈。
しかし誰もいない。
■この前日
私の祖父は幼い頃に丁稚奉公。
読み書きできなかったので、実家の住所を知らず。
一度も帰省できずに寿命を終えた。
その集落を私が偶然見つけ、
70年以上放置された先祖の墓を見つけ、掃除し線香をあげた。
これはその翌日、集落近くのできごと。

