■LGBTの親ガチャ
この言葉を聞いて、まだ鼻で笑う大人もいる。
だが現実は、特にLGBTの“ハズれ”は、複雑で見えにくい。
そして、性が絡む。
今日は、その現実を。
■事例①:16歳・L
「『どうせ嫁に行くんだ。高校に行きたきゃ、自分で稼げ』って
自分が中卒だからって、、、」
淡々と話す彼女が一瞬、語尾を強めた。
彼女は男に身体を売りながら、通信高校に通う。
■事例②:14歳・Q
「15歳になったら施設を出なくちゃいけない。
18歳になればウリセンで働ける。でもそれまでは?
ウリセンなら寮があるんでしょ?僕でも働けるんでしょ?」
一部の養護施設は15歳まで。
彼(彼女)は小学生の頃から施設で性的虐待を受けていた。
自分が必要とされるのはその時間だけ、と認識。
自分を必要とされるであろう、ウリセンに憧れる。
■事例③:17歳・G
両親が全盲。家族唯一、目が見える彼を、親が手放さない。
「働かなければ、生活保護がもらえるんだから」
小学校もマトモに通えず、名前すら漢字で書けない。
ネットもTVも、ヒット曲も聞いたことがない。
ユニクロも吉野家も、親から「入っちゃいけない場所」と教えられている。
周囲からは『親孝行な少年』としてモテ囃され、
それが彼の居場所、世界のすべて。
■この子たちの共通点
彼らは、大人も社会も信じていない。
誰かが「夢」や「将来」と言えば、正論の思考に切り替わる。
そして正しい大人は、彼らの存在を知ることはない。
次回は、親ガチャにハズれた子はどうすればいいか?
そろそろ正論も逃避もやめ、現実と向き合いましょう。
