ゲイカップルのがん事例。
5編に分けたPart2。
■2つ目の病院:市内の病院
「どうせあと半年の命なら、Tのそばがいい」
市内の病院へ転院。
病院側にカミングアウト、パートナーとしてTさんを紹介。
病院内では、すぐに知れ渡った。
これには言いたいこともあるが、、、
おかげで毎日会えるようになった。
そのせいか不明だが、Tさんの職場でゲイがバレた。
Tさんは働きづらくなり、退職。
■資産は誰の物?
住宅も車も、名義はNさん。
Tさんも費用の3~4割を負担していたが、
法的な所有権はない。
Nさんの衰弱が激しく、
退職やお金の話なんてできるはずがない。
■お金の現実
半年後、自宅に届いたNさん宛カード会社の督促郵便。
Tさんが見てしまい、気づいた。
Nさんの貯金400万円、がん保険一時金200万円、
残ってなかった。
古いがん保険と実質半減の傷病手当、
対するは生活費+毎日の入院費2万円、全く足りない。
Tさんは自分の僅かな貯金を切り崩し、自分の親に嘘で借金。
もう限界、瀬戸際だった。。。
そして私に相談。
■私からTさんへ
私はあえて、厳しく問うた。
「あなたの望みは、Nさんの “命” か “生きた証(資産)” か?」
Tさんはかすれた声で、でも迷わず
「生きて欲しい」
私は訴訟リスクを承知で、危険な提案をした。
拠点病院への転院だ。
